人と環境にやさしい安全性
Safety
食品添加物殺菌料 / 100ppm
食品添加物殺菌料 / 200ppm
食品添加物殺菌料 / 1000ppm
ウィルバスは反応後に水と微量の塩になる食品添加物です。
ウィルバスに含まれる塩素は、製品の塩素濃度によって異なりますが、あらかじめ食品衛生における食中毒菌やウイルスを不活性化可能な濃度に調整されています。ただ単に希釈したのではなく、それぞれ用途や(除菌する)対象物によって必要十分な有効塩素濃度を設定しています。
ウィルバスは200ppmの濃度で「皮膚一次刺激試験」「目(粘膜)に対する刺激試験」及び、1000ppm濃度でも「経口毒性試験(誤飲に対する安全性)」において人体への影響が皆無である事を確認しています。
ウィルバスの特殊製法によって生じる『塩素臭の少なさ』『金属腐食性の少なさ』『漂白性の少なさ』に加え、それぞれの濃度設定を長期間維持する安定性によって、誰もが安全に、簡単に殺菌(除菌)作業が可能になり、食の安全を守るための効率的な活用が可能になりました。
数字やデータからは判断できない使いやすさと安心感から生まれる効率は、ここ数年、調理や食品加工の現場で、使い易く安全な殺菌料としてユーザーが増えている事は紛れもない事実です。
市販のステンレススプーンによる腐食(錆び)の比較
市販の18-8ステンレススプーンを1ヶ月(30日)間浸漬
ステンレス製だから錆びないという認識は正しくはありません。
ステンレスは錆びにくい金属にするために、鉄にクロム等の金属を混ぜて造られる合金で、表面に不動態(酸化)被膜を形成することで錆を防いでいます。塩素などによる腐食で一旦この被膜が破られると
酸化(錆)が金属内部に進行し、黒ずみや赤錆が発生してしまいます。
左の写真はウィルバスと市販の高濃度次亜塩素酸ナトリウムを同濃度に純水で希釈調整したものに、ステンレススプーンを30日間浸漬した結果を写真で比較したものです。見ての通り、ウィルバスは200ppm
1000ppm濃度ともに錆を確認できませんでした。
※鉄などの水で錆びてしまう金属に関しては、水の溶存酸素や空気中の酸素と湿気によって錆が生じますので、ウィルバス使用後は水分を拭き取る必要があります。
漂白性が少ないから、衣服の色抜けやカーペット、カーテンなどにかかっても安心です。
ウィルバスの特長の一つとして非常に重要なのは『漂白性の少なさ』と言えます。本来、次亜塩素酸ナトリウムは殺菌料として使われる以外に漂白剤として使われる液剤です。漂白作用は塩素の持つ強い酸化作用によるもので、塩素濃度が下がれば漂白性も少なくなるのは事実です。しかし、濃度が下がっても漂白性が全く無くなる事は考えにくく例え100ppmや200ppmの濃度に希釈しても漂白(色抜け)が起こるのは仕方のない事でした。
ウィルバスは殺菌料として使用する場合に、ネックとなる漂白性を大幅に低減し、厨房や食品加工場内での衣服の色抜けや、飲食店やホテル・結婚式場などの高価なカーペットやカーテン、布張りの家具等に対しても使用できるレベルに漂白性を低減しています。
混紡プリント生地による100ppmと200ppm塩素濃度のプリント色の変化(30日間)
比較対象として水道水に30日完全に
浸漬しています。
漂白はほとんど確認できず
本来の生地色のままです。
ウィルバスと市販の次亜塩素酸ナトリウム溶液で、
どちらも塩素濃度100ppmで30日間浸漬しました。
ウィルバスは緑色のプリント色が若干くすんだ程度。
市販品は全体に色あせてプリントが薄く
色抜けしました。
左と同様に200ppmで30日間浸漬しました。
ウィルバスはプリント色がくすんできましたが、
赤色系と黄色系はそれほど色抜けが進んでいません。
市販品は全体にさらに色抜けして緑色が
うす茶色になっています。
混紡プリント生地による1000ppm塩素濃度のプリント色の変化(10日間)
ウィルバス1000に関しては、1000ppmという高濃度希釈で主に汚物や菌数の多い対象物、
汚染度の高い場所での除菌を想定して開発しています。
厚生労働省のノロ対策のマニュアルにも、おう吐物や汚物の処理に対しては1000ppm(0.1%)の塩素液を業務用次亜塩素酸ナトリウム、または家庭用の塩素系漂白剤から作って使用する様記載されています。これに適合する濃度でとしてウィルバス1000が希釈調整されています。
このような高濃度の次亜塩素酸ナトリウム溶液に10日間も浸漬すれば、当然漂白作用として色抜けが起きても当然なのですが、色抜けの比較は市販品1000ppm溶液に比べウィルバス1000は色抜けが非常に少ない事が分かります。
この事は、飲食店フロアーやホテル・結婚式場などの高価なカーペットの上の汚物処理に非常に有効で色抜けを最小限に抑える事が可能である事を示します。
※左の比較写真は、色抜けが起こらない事を証明するものではありません。布地の素材や染色、プリント方法などにより程度が異なります。生地の種類によっては、水や摩擦で色落ちが生じる生地もありますのでご理解の上ご使用ください。